音楽学科
- 演奏・創作コース
- ミュージカルコース
- 音楽教育コース
玉川大学芸術学部は、2025年の春に新カリキュラムの完成年度を迎えます。この度の卒業成果発表は、旧学科に代わり、音楽学科、アート・デザイン学科、演劇・舞踊学科の新たな三学科の学生によるものとなります。同時に、卒業公演や卒業展覧会をまとめてご案内する芸術学部の『The Arts Garden』も、4年目を迎えます。『The Arts Garden』は、 11月の演劇・舞踊学科巡回公演から、2月末のアート・デザイン学科卒業制作展まで、音楽・美術・デザイン・工芸・演劇・舞踊・研究など、本学部の全ての卒業イベントのご案内とアーカイブを担います。
今年のビジュアルはまさに『The Arts Garden』そのもの。力強い植物の世界において、小さくも確かに繰り広げられるArtsの世界には、4年間の研鑽の日々への想い、そして未来への希望と期待が込められています。 ぜひそれぞれの会場に足をお運びいただき、 4年間の学修成果をご高覧、ご鑑賞いただければ幸いです。
玉川大学は、東京ドームのグラウンド45個分以上の自然豊かなワンキャンパスに、8学部が隣り合う総合大学です。「総合大学で学ぶ芸術」を特徴とし、専門領域での探究のみならず、STREAM教育※をはじめとする他領域との横断的授業やプロジェクトによって、新たなイノベーションを生み出す力を育む教育に積極的に取り組み、芸術による社会貢献ができる人材の輩出を使命としております。「玉芸」(たまげい/玉川大学芸術学部)をより多くの方に知っていただき、今後も教育や研究に注目していただきますようお願い申しあげます。
音楽表現に関する専門的な演奏技術と知識を身に付け、進化する国際社会の音楽活動に携わることのできる「音楽家・音楽教育者」を養成します。更に生涯に渡り積極的に学び続けることの出来る音楽力を養成します。
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音楽学科演奏・創作コースおよび音楽教育コース学生の専門実技の集大成となる演奏会です。出演する学生は、バロック時代から現代までに作曲された作品の中から、卒業研究として学修した楽曲を演奏いたします。本年度は、ピアノ、声楽、管楽器、打楽器の学生が3つのプログラムに分かれての公演です。
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本公演では、ミュージカルコースにて歌・踊り・演技に磨きをかけた学生が有終の美を飾るべくキャストを務めます。コンサートのために書き下ろされた脚本・音楽による創作ミュージカルと勢いのある学生の組み合わせによって、ミュージカルコースはじめての卒業公演を創り上げます。
あらゆるものが繋がり、融合して発展するSociety5.0社会、予測困難なこれからの未来において、美術、デザインおよびメディアアートの役割を理解し、多文化と異分野をつなぎ、新しい発想や芸術表現・問題解決案を共に創るプロセスに参画できる創造力豊かな人材を養成します。
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横浜赤レンガ倉庫1号館2F・3Fにて、アート・デザイン学科の卒業制作展/コンサートを行います。4年間の学修の集大成として、絵画や陶芸、グラフィックデザイン、CG、映像、コンピュータ音楽など様々なジャンルの作品及び研究成果を発表します。
上演芸術の価値と創造プロセスを多角的に学修し、社会における芸術の使命や役割について説くことの出来る「上演芸術のよき理解者」として、創造の現場および社会に貢献する人材を養成します。
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『Performing Body』(略称:PB)は本学科で舞踊を専攻してきた学生の舞踊公演として2000年に始まりました。学生による振付・構成・演出で、4年間におよぶ研究と修練の集大成を2、3年生とともに発表する舞踊公演です。
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劇空間デザインゼミでは、演出空間について思考し制作を行っています。4年間の学修の結実として、「Identity」をテーマに卒業制作展を開催します。各ゼミ生が自身の関心領域から、多様なアプローチで表現を追求します。また、3年生による舞台美術展も同時開催いたします。
作:野田秀樹 脚色:多和田真太良 演出:越智涼太
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本作品は演劇を専攻してきた学生がそれぞれ学んできた分野を活かして舞台作りを行う卒業公演です。在学中に得た学びを通し、戯曲・演出家選出から上演まで、全て学生の手で創り上げます。学生たちの「しんか」をぜひ劇場でお楽しみください。
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アーカリゼミは身体と空間の関係性を意識したフィジカルな表現とは何かを探求するゼミです。本公演はカフカの「変身」をテーマに「変身~もしくは囚われの悪夢(モノクロームver.)」「変身~もしくは輪廻する執心(ビビッドver.)」という2つのカフカ作品を上演致します。全く異なるカラーのカフカ作品!ぜひ足をお運びください。